昔のパチンコホールの新台入替といえば、販社の営業マンが開店立ち合いに行くのが当たり前でした。朝イチで店に入り、何かあればその場で対応。今思うと、あの頃は「入替はイベント」みたいな扱いでした。
そして、ホールの気合いも違いました。豪華な寿司で出迎えてくれ、入替が終わったら焼肉へ…なんてことも普通にありました。今なら完全に都市伝説ですが、当時はそれが“いつもの光景'でした。
ところが最近は、立ち合い自体がほとんどありません。納品が終われば、営業マンは撤収。開店後に電話で「トラブルありませんでした?」と確認するだけ。ホール側も「別に来なくて大丈夫だよ」という雰囲気で、あっさり終わってしまいます。
もちろん効率は良くなりました。でもその分、店と営業マンの距離は少しずつ遠くなった気がします。顔を合わせないから雑談も減り、雑談が減るから本音も出ない。気づけば、店と営業マンの関係が“取引だけ'になっている。若手の営業マンほどこんな関係性ではないでしょうか。
寿司や焼肉が食べたい、というより、あの頃がちょっと懐かしくて思い出してしまいました。