パチンコ業界は「遊技人口が減っている」と言われ続けています。
実際、ホールの数も年々減り、販社として訪問する店舗も少なくなりました。ところが一方で、メーカーや一部ホールが増益という話も出てきます。人が減っているのに儲かる。この矛盾が、今の業界を象徴しています。
現場で感じるのは、客数が減ったぶん“強い店'に人が集まりやすくなったこと。つまり市場は縮んでいるのに、残ったところは潤っている。そんな印象です。
そして今年、その流れにさらに火をつけそうなのが、4月に登場する「ミリオンゴッド」の最新作です。射幸性が高い機種として注目される一方で、ホール側から聞こえてくるのは「結局こういう台じゃないと集客できない」という本音。刺激が強い台ほど動く、儲かる。
問題はここからです。射幸性が上がれば短期的には盛り上がる。でも長期的には、遊技回数が減り、離脱が加速するリスクもある。販社として今の業界を見ていると、「市場規模をもう一度広げる」というより「遊技人口が減ることを受け入れた上で、どう上手くやるか」に舵が切られているように感じます。