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設定師一無五六のリアル視点

【ノーマルタイプ】導入初週の扱い方

皆さん、こんにちは! 「設定@は使わない!」をモットーに活動している、一無 五六(いちなし ごろー)です♪

いよいよ2月も終盤ですね。今月の収支はいかがでしたでしょうか?

「収支を優先するか、打ちたい機種を優先するか……」

本音を言えば「打ちたい機種で勝ちたい!」ところですが、収支を気にしすぎると選べる台が限られてしまう…永遠の悩みどころですよね。

私自身はどちらかと言えば、負けても打ちたい台を優先してしまう「エンジョイ勢」寄りかもしれません。

さて、導入から約1ヶ月が経ち、2月の新台も結果がはっきりしてきました。

現在、最も高い稼働を維持しているのは、前回のコラムでも書きましたが『Lうみねこのなく頃に2』です。

事前の予想では厳しい結果も危惧されていましたが、蓋を開けてみれば全く心配無用の高稼働。導入したホールにとっては喜ばしい結果と言えるでしょう。

ただ、もともと「甘いスペック」が売りの機種ですから、利益という面ではほとんど確保できていないのが現状です。

これがホールにとって良いことなのか、悪いことなのか。

結論を出すのは難しいですが、「利益が出ない」ということは「設定を使えない」ということでもあります。

個人的には、設定@で放置されてしまうくらいなら、このままの稼働で駆け抜けてくれれば「導入は失敗ではなかった」と言える気がしています。


スマスロ ハナビの設定調整

前置きはこのくらいにして、今回も「設定調整」の裏側について少しお話ししましょう。

多台数でメインを張る機種は、以前お話ししたようなセオリーに沿って設定が組まれます。

では、バラエティコーナーや少台数で導入された期待値の薄い機種は、どのような流れで設定を組むのでしょうか。

ちょうどノーマルタイプの『スマスロ ハナビ』が登場しましたので、実際に私が調整した内容を公開します。

【運用条件】
運用期間: 検定期間の3年、または認定取得で最大6年使い切る想定
導入台数: 3台
目標稼働: 店舗平均よりやや上
設定 @ADEの4段階構成

導入初日からの設定配分
(3台シマの場合)
日付 設定配分と
運用の意図
初日
(月)
ADE
初日から高設定を使い
魅力を体感してもらう
2日目
(火)
DEA
前日と同じ配分で
あえて赤字を叩く
3日目
(水)
DDD
設定Dの挙動確認
赤字で稼働をキープ
4日目
(木)
DDA
引き続き赤字覚悟で
稼働を維持
5日目
(金)
AAE
メリハリをつけ設定Aの
反応をチェック
6日目
(土)
@DA
初めて設定@を混ぜ
稼働への影響を確認
7日目
(日)
DAA
週末もまだ
利益は取りに行かない
8日目
(2週目)
EDD
赤字を継続させ
稼働低下を徹底防止

初週の目標は、利益を出すことではなく「稼働の維持とファンの定着」にあります。

特に『ハナビ』のような長年のファンがいるシリーズ機で、導入早々に黒字ばかりを狙って稼働を飛ばしてしまったら、その店は終わりです。

お客様に「この店では二度と打たない」と思わせてはいけません。

AT機であれば、低設定でも不意の暴発で満足感を得られることがありますが、ノーマルタイプは設定に素直な挙動を見せます。

だからこそ、導入初期の一定期間はしっかりと赤字を出し続ける必要があるのです。

この流れは、私が30年前から守り続けている大事なルーティンです

たとえ上層部から「もっと利益を上げろ」と反対されても、ノーマルタイプの初期設定だけは譲れません。

もし皆さんの周りで「新台のノーマルタイプで1週間ずっと赤字を叩いているホール」があったら、そこは信頼できるとても良いホールですよ!

それでは、また次回お会いしましょう。

一無 五六でした!

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