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角屋角成のスマスロSランク攻略

第29回 パチスロの抽選

※当コラムは基本的に角屋角成の私見であることをあらかじめご了承ください。

パチスロの抽選は…

@いわゆる成立役であるフラグはレバーONでのみ決定
A抽選値や状態はレバーONまたはBET(メダル投入)または停止ボタンで決定

となっている。

まずはフラグを決定した後に、各種抽選値を決定するという感じだ。

今回はこの抽選について説明したい。謎のタイミングではあるが、なんとなくおさらいしたくなったので記事にした次第。たまにはこういうのも良いでしょ?

フラグはレバーON

リプレイやベル、レア小役、ボーナスなどの成立役・フラグはレバーONでのみ決定し、基本的にこれが最優先であると考えていい。

ジャグラーなどのノーマルタイプであればボーナスフラグがその日の勝敗に直結する。

AT機もタイミングよくレア小役を引けば強制的に書き換えという機種も多い。

これらのフラグは全てレバーONでのみ決定し、ほかのタイミングで決まることはない。

パチスロにおいて最も大切であり、ゲーム性の根幹を担っているのが『レバー』なのである。

よくレバーに気合いを入れろという演出を見るが、己のチカラで決めろという意味合い強いのだろう。

まぁ、最近は気合い入れろって演出と言いつつすでに決まっている機種も多いが……。

現在の規則においてフラグの最大の重さは

・ノーマルタイプ(BT機を含む指示機能がない機種)は1/65536
・AT機(指示機能がある機種)は1/16384

となっている。

ただご存知の通りAT機においても1/16384よりも低い確率のフリーズ等が搭載されている。

こちらは成立したフラグの一部で恩恵を発動するというカラクリだ。

例えば1/8192のBAR揃いの1/10でフリーズとあれば出現率は1/81920となる。

現行機であればリプレイの数万分の1でフリーズという機種が多い印象だ。

▲マギレコであればリプレイの一部でフリーズする。

このような激重フラグの場合はたいてい疑似遊技またはリール遊び等のフリーズを伴って発動となる。

最終的にリール上に何が揃うかに注目すれば、激重フラグの正体はわかる。

ボタン停止でその恩恵を決定する

フラグはレバーONで決定するが、AT機などにおいてAT・CZや状態などの抽選はレバーON以外で決定することが可能だ。

有名なのが北斗の拳だろう。北斗の拳の状態移行やバトル継続の抽選タイミングは第3停止を離した瞬間となっている。

北斗のウリは中段チェリー成立時に最低でも25%でバトルボーナスに当選するという点だ。

まずはレバーONで中段チェリーというフラグが決定する。

その後、全てのリールを止めてその指を離した瞬間に恩恵が決定されるという流れ。

フラグと恩恵の抽選タイミングはそれぞれレバーと第3停止を離したときで別になっているというワケだ。

北斗と同じように第3停止を離した時に抽選値を決定している機種は他にも複数ある。

機種によっては抽選タイミングのページがあると思うので参考にしてみてほしい。

レバーONで恩恵まで決定する

第3停止を離したときに抽選する機種も少なくはないが、ほとんどの機種はレバーONでフラグに加えてその恩恵まで決定している。基本的にはレバーONで全て決定していると考えていいだろう。

レバーONでフラグを決定し、そのフラグに合わせた抽選、状態移行・振り分けなどもレバーONで同時(正確にはフラグ決定後だが同時と解釈して問題ない)に決定する。

演出の見せ方にもよるが、この場合は同じフラグでもレバーONで強弱をつけている機種が多い。

例えば同じ弱スイカというフラグでも、強い演出ならAT直撃、弱い演出なら状態移行すら非当選。

このような演出の法則をとっている機種はいくつか思いつくだろう。

先ほど北斗の拳を例に出したので、少し古い蘊蓄的な話になるが、北斗のウリが第3停止を離した瞬間の抽選であるのに対し、スピンオフシリーズである蒼天の拳はレバーONで恩恵まで決定している。

蒼天の拳シリーズにおいて最もアツいのがレバーONで発生する「蒼天を思え、蒼天に願え」演出である。これは大ヒット機種である北斗に対してのカウンターでもあり、別シリーズであるというメーカーのメッセージともとれる。

逆にいうと北斗の拳においてレバーONでの強演出が少ないのは、抽選タイミングによるところが大きい。

どこで抽選するかは演出にも大きな影響を及ぼすのだ。

停止形によって恩恵が異なる

停止ボタンによる抽選も多くの機種に搭載されている。

リールを止めた位置によって抽選が異なるという仕組みだ。

停止形によって恩恵が決定しているといっても差し支えないだろう。

ただこれには種類があって、RT状態などの移行は別軸で走っており、こちらはフラグが優先される。

例えばハナビのRT延命は、停止形によってRT状態を変化させている。

繰り返しになるがRT状態はフラグに対する抽選・恩恵とは別軸で走っている。

RT状態とは別に停止形によって抽選を変えている機種はパッと思いつくところだとディスクアップシリーズだろうか。

BIG中の技術介入は停止位置によって恩恵が変化している。

払い出しは同一であるものの、停止位置によって別の抽選値が参照される。

押し順によって恩恵が異なる

停止ボタンによる抽選と意味合いとしては近いが、押し順によって別の抽選値をとる機種も多い。いわゆる択当てだ。

入賞する小役が変化してRT状態を変化させる場合も多い。

かつてのART機などはこれがゲーム性の根幹になるものも多かった。

それに対して最近のAT機は単純に色当てだったり、択当てだったりで抽選値が大きく変化する機種も増えた。

押し順によっての抽選値の変化、これも広義で停止ボタンによって抽選値を変化させていると解釈していいだろう。

ここまでで、パチスロの抽選はほぼ網羅できる。

パチスロの抽選値はレバーと停止ボタンでフラグや恩恵が決定されると考えていいだろう。

BET(メダル投入)で決定する

あまり多くはないがBET(メダル投入)でも抽選は可能になっている。

現状のラインナップだとBETで抽選している機種は少ないが、フリーズの状態移行はBETで行っている機種は多い。

たとえばリゼロ2の大兎殲滅戦は、停止ボタンとBETで演出を決定している。

▲液晶下部に「左右のストップボタンで選択、MAXBATで決定」とある。

これは内部的にフリーズの状態を選択・決定しているという流れだ。

フリーズの状態もレバーと停止ボタンとBETでしか移行させることができないため、このような手順を踏んでいる。

かぐや様のBIGはBETで選択しレバーで決定。これもフリーズの状態をBETによって変化させているという流れだ。

逆にいえばPUSHボタンや十字キーで選択・決定できる演出はどれを選んでも内部的な違いはない。

このようにパチスロの抽選値の決定はレバー・停止ボタン・BET(メダル投入)でのみ行われる。

これはメイン基板に影響を与えることができるのがレバー・停止ボタン・BET(メダル投入)のみというのが理由となっている。

これらに加えてレバーON時に指示機能を付与することであらゆる抽選値を決定している。

抽選タイミングが発表されていない機種も多いが、レバー・停止ボタン・BET以外で出玉に影響を与える抽選をすることは絶対にできない。

それだけは覚えておこう。

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