さて先月も触れた、5月2日3日の二日間の推しの日プレテスト実施が目前だ。当初は4月2日から4月16日までの間に参加店舗のエントリー受付ということになっていたが、参加店舗がもう少しあった方がいいということでエントリー受付が24日まで延長された。
4月20日からはPAA(ぱちんこ広告協議会)のPMPポータル(pmp-paa.com)上でエントリー店舗が公表されている。本稿執筆時点でのエントリー店舗数は1,924件となっており、3〜4店舗に1店舗がエントリーした計算になる。2,000店舗に届くかどうかというラインであり、プレテストとしては及第点だと思う。
PMPポータルは都道府県別の店舗検索が可能だが、東京などの店舗が多いところは100件以上が表示されてしまうためわかりやすいとは言えない。この点は今後定期開催に向けての改善点の一つであろう。実はP-WORLDやDMMぱちタウンなどの店舗検索ができるサイト内の店舗ページで推しの日エントリーを謳う告知はあまり見られておらず、あるとすればXアカウント上での告知くらい。参加店舗の告知レベルも改善点の一つということになりそうだ。現状で確実にエントリー店舗を見つける方法はPMPポータル上で表示を全て確認することとなる。
4月25日、26日のニコニコ超会議ではKIBUN PACHI-PACHI委員会がパーラーニコルを出展する。パーラーニコルとは藤田ニコルプロデュースの理想のぱちんこ店という設定であり、パーラーニコルとともに推しの日のアピールも実施する。実行委員会によると推しの日は「ニコ超のパーラーニコルが翌週に全国に展開する」というシナリオイメージを持っているそうだ。
本来は先月触れたとおり、メーカー記念日としてのものであり、遊技機に採用されたアニメなどのIPに関する限定賞品を提供することで、アニメファンなどを取り込みたいというものであった。このため限定賞品のメインは人気IPの限定賞品ということになり、既にこれは少なく見積もってもメーカーで40社ほど集まっているそうだから、数は揃った計算になる。ただ、今回のプレテストは藤田ニコルプロデュースの限定賞品も提供予定となっている。
プレテストエントリー店舗は、お試しプレイをどうするか、現状でまだ検討段階にあるところも多いようだ。PSそれぞれ20台以内だが、何台用意するか機種はどれにするかはもちろんのこと、ユニット側での対応もそれぞれできることできないこと等があるためその準備、そして何よりもお試しプレイコーナーに専用スタッフをいかほど用意するか、そのスタッフはどのような対応をするか、等もある。
未経験者の友人を既存客が連れてきて打ってもらおうというのがお試しプレイの本質なので、単純計算したら2台で1組のコーナーだ。打ち方がわからないという人への説明も一応はスタッフの役割となるだろうが、それよりも想定外のことへの対応などもあり得る。たとえば1円島で負けた客が、連れがまだ1円島で打っているからとお試しプレイで時間を潰されるというのは想定外利用になるだろう。ということならば常連客とのコミュニケーションができるベテランスタッフがお試しプレイコーナーを担当した方が良いということになるかもしれない。こういったことをおそらくエントリー店舗はギリギリまで検討して対応することとなる。ひょっとしたらお試しプレイコーナーが予想以上に盛り上がって打ちたくても打てない、なんて店も出てくるかもしれないし、その逆もあり得る。店舗側もどこまで準備しておけばいいか、今は手探りの状況だ。プレテストならでは、である。
限定賞品については、ラインナップが揃ったということだけ聞いているが、その内容は私はまだ見ていない。本来は「最も新しいIPで限定賞品」というのが訴求力も高くなるとは思うが、今回は過去の遊技機採用IPの限定賞品も含まれているようだ。もっとも、過去の遊技機であれ最新の遊技機であれ、遊技機採用IPには人気アニメなどものすごくたくさんあるので、限定賞品の質は不安をあまり感じない。
風営法上の提供賞品の上限額は現在は「9,600円+消費税」なので、かなり良質のものを用意することも可能だ。みんパチ・スロサミやユニバカ×サミフェスなどの大きなイベントでは物販コーナーが毎回ものすごい長蛇の列となるのだから、限定賞品のラインナップの充実でも充分訴求できるはずだ。
今回はスマート遊技機限定となっているお試しプレイだが、スマート遊技機の設置がない店、少ない店でお試しプレイコーナーの設置ができない店でも限定賞品のみ取り扱いでエントリーすることができる。先ほど紹介したPMPポータル上では都道府県別検索の他にお試しプレイ有の検索も可となっている。実際にリストをじっくり見たところ、少ないけれどお試しプレイ無しで限定賞品のみ取り扱いというエントリー店舗もあるにはあった。
ここの読者のみなさんが未経験者の友人知人を連れてお試しプレイコーナーでレクチャーしてあげるかどうかはわからないが、業界初の試みということになっている。おカネを使ってまでやってみようとは思わないが少しは興味があるという友人がいる人は、都合が合えば近くのエントリー店舗を探して是非、連れて行ってみてほしいと思う。