では、最後に今回の実戦からの角屋角成なりの考察をまとめていこう。
周期の当選率
まずは状況毎の当選率から見ていく。
| 朝イチの当選率 |
| 周期数 | 数値 |
|---|
| 1周期 | 12.5%(1/8回) |
| 2周期 | 57.1%(4/7回) |
| 3周期 | 25.0%(1/4回) |
| 4周期 | 100%(1/1回) |
朝イチは2周期がかなり強い。しかし、前回のまとめにあるように約半数はゲーム数の短縮天井に到達してしまっている。低設定ばかりという条件付きではあるが、朝イチの周期での当選はほぼ駿城ボーナスだった。
そして、今回は1件しかないが3周期もそこそこ当たる印象がある。朝イチの3周期当選は設定的にプラスとする必要はないだろう。
| 駆け抜け後の当選率 |
| 周期数 | 数値 |
|---|
| 1周期 | 11.1%(1/9回) |
| 2周期 | 25.0%(2/8回) |
| 3周期 | 33.3%(1/3回) |
| 4周期 | − |
駆け抜け後は朝イチよりも少し弱い結果となったがサンプル不足もある。もしかしたら朝イチと同じような挙動をとるのかもしれない。
| 上位ST後の当選率 |
| 周期数 | 数値 |
|---|
| 1周期 | 00%(0/7回) |
| 2周期 | 50%(3/6回) |
| 3周期 | 40%(2/5回) |
| 4周期 | − |
上位ST後は1周期目での当選はなし。2周期目での当選は50%あるものの全て駿城ボーナスだった。打感では駿城ボーナスを昇格させるかCZで当てないと短縮天井というイメージが残っている。
そして、次に短縮時を除いた数値(非短縮時)。
| 短縮時を除いた当選率 |
| 周期数 | 数値 |
|---|
| 1周期 | 52.4%(22/42回) |
| 2周期 | 54.2%(13/24回) |
| 3周期 | 14.3%(01/06回) |
| 4周期 | 50.0%(01/02回) |
| 3周期 | − |
| 4周期 | − |
1周期目の当選は短縮時と全く違う数値となった。短縮時でなければ1周期は当選するということだ。
1周期目と2周期目ともに50%ほどの当選率があるので設定に関係なく1〜2周期目の当選は期待できる。
3周期目での当選の1回は複合チャンス目での書き換えなので当選はないと考えていい(全サンプルにおいて、複合チャンス目が書き換えである証明ができないので前兆の連続演出中に複合チャンス目が成立した場合は一律で当選としている)。
非短縮時の3周期目での当選は高設定要素。1回でもそこそこ強く、複数回あれば高設定を意識していいだろう。
そして、注目すべき点として5〜6周期のサンプルがなしという事実だ。今回の実戦では4日目より先は、3周期目以降を回さないことに注力した。これが勝因ともいえる。
7日間あってゲーム数の最深天井に到達したのは3回。もちろん他にも天井手前でのCZ当選もある。しかし、5〜6周期のサンプルがないのだ。
普通に打っていて5〜6周期を消化できるということは少ない。
本機の周期は4周期まで、それ以外はCZでの当選を願う。5〜6周期は存在としてないと考えた方がいい。そして、これが3周期目以降の辛さの要因となっている。
ボーナス当選時のエピボの割合
公称では、通常時の初当りの割合は駿城ボーナスとエピソードボーナスが1:1となっている。では、今回の実戦ではどうだっただろうか。
| 通常時のボーナス比率 |
| 項目 | 数値 |
|---|
| 駿城ボーナス | 49.5%(47件) |
| エピソードボーナス | 50.5%(48件) |
| 合計 | 95件 |
すごい。1:1じゃん(笑)。
ということで、
公称通り1:1ということになった。
上記の数値は天井での当選は省いている。実際は天井でのエピソードボーナスの割合がそこそこ多いので初当りそのものはエピソードボーナスの割合の方が高い。
では、天井到達はどれくらいの頻度で発生するのか。
| ST当選の割合 |
| 項目 | 数値 |
|---|
| 駿城ボーナス⇒昇格 | 12.5%(08件) |
| 周期orCZでの当選 | 65.6%(42件) |
| 短縮天井(4周期or596G) | 17.2%(11件) |
| 天井(6周期or996G) | 04.7%(03件) |
| 合計 | 64件 |
天井到達は全体の20%ほどの数値となった。
しかし、
短縮時に限っていえば短縮天井到達は短縮25件中11件(44%)と非常に高い数値となっている。短縮時、特に上位後は天井を覚悟すべきシーン。
以上のことをまとめると
・低設定中心のサンプルだと初当たりの駿城ボーナスとエピソードボーナスの割合は1:1になる
・短縮時の天井到達率は44%と非常に高い
・天井到達率が高い機種なので駿城ボーナスの昇格は出玉的な恩恵が大きいとなる。
㊙ファイルにあるように初当りのボーナスの割合は設定6だとエピソードボーナス比率がアップしている。ここは設定差がある可能性が非常に高い。しかしながら、もう少し条件を特定させてサンプルを増やす必要があるのではないかと思っている。
今作はBBランクがないらしいので、どうアプローチすべきかが今後の課題だろう。
チャンス目からのCZ
6日目の記事でも触れたが実戦ではチャンス目の回数天井のようなものが確認された。
無名CZと生駒CZともにチャンス目回数の天井は30回だと予想される。
理由はCZ87回当選中、チャンス目間で30回を超えたのは31回と32回の2つのサンプルだけ。おそらくこの2つは前兆中にチャンス目を重ねたため発生したイレギュラーで、ほかの85回は全てチャンス目間29回までに当選している。
チャンス目間の天井が30回というのはほぼ間違いないと思う。
そして、実戦でのチャンス目間の平均回数は
・無名CZ→13.4回
・生駒CZ→16.5回
となった。
最速は共に0回すなわちCZ消化後に点灯しているパターンだったので1〜3回のような早い当選の可能性もあり。
そして、点灯や高確に関してだが、今回のサンプルから分析する限りでは点灯や高確での成立が多いほど早いCZ当選に期待できるようには見えなかった。
おそらくCZに関しては5・10・15・20・25・30のような回数天井が複数存在していて、高設定ほど少ない回数が選ばれるような仕様ではないかと考える。
では、その仮説が正しいとして点灯や高確の役割は一体なんなのだろうか。
まず1つ目はCZの発動抽選。ピコーンというチャンス目の点灯は前兆への突入の合図となっている。発動抽選に当選するとピコーンと鳴って発動する。
そして、2つ目は短縮抽選。CZが近いという示唆が発生したあとはピコーンと鳴ったらそのままCZに当選することが多い。残り回数が近くなるほど短縮されやすくなり、回数天井まで残り5回くらいであれば高確での成立であればピコーンと鳴ってそのまま短縮して発動する。
2つとも似たような考えだが、ピコーンはただの前兆開始の合図という認識がしっくりきた。
今作は前作とは違ってポイントを大量に獲得するような演出がない。それもあっておそらくはポイント減算のようなシステムにはなっていないと思う。チャンス目1回の成立は、どんな場面でも1回でカウントされて、点灯や高確は発動のトリガー。
以上の予想より、点灯率に関しては数える意味があまりないのではないかという風に思っている。天井到達=点灯となるので、高設定は自ずと点灯率が高くなる傾向こそあるものの、それは結果論であり、それならCZ確率だけ見ればいい。少なくとも回数だけ数えていればいい。
| 7日間の点灯率 |
| 台 | 無名 | 生駒 |
|---|
| 1日目・1台目 | 18.7% | 11.1% |
| 1日目・2台目 | 02.9% | 12.5% |
| 2日目 | 07.9% | 13.1% |
| 3日目 | 12.4% | 10.0% |
| 4日目・1台目 | 15.4% | 07.4% |
| 4日目・2台目 | 12.8% | 15.4% |
| 5日目・1台目 | 13.5% | 10.3% |
| 5日目・2台目 | 16.9% | 05.6% |
| 6日目 | 15.7% | 10.2% |
| 7日目 | 09.8% | 09.1% |
点灯率に関しては上記の通り。ほぼ低設定を打っているのでなんともいえないが、その中でもブレも大きくCZの当選するほど点灯率が上がりやすいだけな感じがある。
ちょっとカウントの仕方を変えてみて、何回目のチャンス目で点灯(前兆が発動)してCZに繋がるかのアプローチをすれば何か見つかるかもしれない。
まだ不明な点が多いので、立ち回りへの活かし方としては
・チャンス目間の回数をカウントして30回が近ければヤメない方がいい
それと実戦では
無名CZは78%が20回までに当選し、生駒CZは70%が20回までに当選した。10回を超えてCZが近い示唆が出ていれば当選まで続行。逆に出ていなければまだ距離があるという風にも考えられる。特に生駒CZは成功率が高いのでできれば取り切りたい。
ちなみに、銅藍CZはどちらかのCZが昇格扱いとなりカウントがリセットされる。例えば、銅藍CZの直後に生駒CZが出てきたならば、その銅藍CZは無名CZの昇格だったということだ。CZ間でカウントする場合は注意しよう。
カバネチャンス目に関しては3日目の記事を参考にしてもらいたい。
景之ループについて
今回の実戦で景之ループは発生しなかった。
景之ループは、上位ST後に有利区間差枚数がある程度のプラスでSTに当選した際に発生する。
有利区間切断後に上位STで1500枚ほどまで伸ばせれば、次回は最悪でもプラス500枚ほどでの当選となる。この場合は景之ループが発生すると思われる。
それに対して有利区間切断後に上位STが伸ばせずプラス300枚ほどで終わってしまった。そうなると次のST当選時には区間差枚数がマイナスになっている可能性が高い。その場合は景之ループが発生しない。
細かい差枚数は不明だが、基本的には上記のような流れで当否は決定すると思われる。
これはST当選時にできるだけ枚数を多く出せるようにするためで、景之ループに当選すればエピソードボーナス(狂気の復讐者)消化後に有利区間を切断して回想に突入する。そうすれば、また一撃で2000枚以上出せるようになりゲーム性も担保できるというワケだ。
おそらく上位ST後のST当選時に差枚数400枚ほどがラインなのではないかと思っている。残念ながら自分のサンプルではこの細かい差枚数を絞ることはできない。
・上位STで区間差枚数をたくさんプラスにするほど次回のST当選時に景之ループに期待できる
というのは間違いないので覚えておこう。
ただ、ほかの条件でもおそらく景之ループに当選することはある。それが設定によるのか、別の条件があるのか不明だがイレギュラーな当選もあるので、保険的に上位ST後を楽しむのはありだろう。
以上、カバネリ1週間はこれにて終了。
なにかがわかるというよりはアプローチするという段階までだったが、良い実戦データを取れたと思う。
今後も徐々に明らかになり立ち回りやすくなるだろう。ただ現状は難しさもあって曖昧な状態で触れる打ち手ほど有利になれる機種だと思っている。
辛い部分を打たなければ甘い機種であることも間違いないし、ホールが大事に扱うのもほぼ確定している。積極的に攻めることができれば長期的な利益に繋がる可能性も高い。
酸いも甘いもあった7日間実戦。これも一つのデータとして各々で消化してもらいたい。
10日間お付き合いありがとうございました。何かしらの役に立てれば嬉しいです。
1週間のTOTAL収支
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
+14000円
-61000円
-55000円
-4000円
+116000円
+25000円
+51000円
TOTAL +86000円
(C)カバネリ製作委員会 (C)Sammy